2012年11月11日日曜日

低温調理三昧(スープジャーで調理^^;)

真空(低温)調理しまくりました^^;

まずは、牛肉大和煮の試食から。

煮込み時間、半日、1日半と試食し今回は3日半です。

写真を見ていただくとわかると思いますが、かなり崩れてきました。肉そのものは柔らか&ジューシーですが箸でつまもうとすると崩れてしまうような状態となって来ました。

まぁ、崩れてもポロポロになっているとかいう状態ではなく、あくまで肉そのものは柔らかくジューシーさも保っていますので、ご飯に乗せて食べるととても美味しくはありますが、微妙かな…^^;

この後5日半煮込みが最後ですがあまり期待はできないかも…




次は、肩ロースの塊肉を使った煮豚です。

今回のポイントは低温調理。湯煎する温度を65℃以下に保つことを最重要とします。

まずはタレ作り。
  • 醤油:75cc
  • 味醂:75cc
  • 料理酒:75cc
  • 砂糖:大さじ3
  • 生姜:7g
  • ニンニク:7g
  • 昆布だし:少々
しょうがは千切りにし、ニンニクは1粒を4つくらいにする感じでザクザク切りにしました。

上記を鍋で沸騰させアルコールが飛んだところで青ネギを追加し約半分になるまでとろ火で煮詰めます。

肩ロースの塊は表面に焼き色がつくまでわりとしっかり焼きました。

ジップロックに肉とタレを入れてストローで空気を抜いたら準備完了です。

まずは豚肉特有の危険な菌を殺す作業です^^;

真空調理鍋に65℃のお湯を沸かし上記を投入します。30分ほど待つと湯温は58℃になっていました。たぶんこの時の肉の中心温度は55℃以上だと思います。湯温を65℃にし10分待ちます。

今の季節だと65℃で10分経過すると63℃まで下がりますので10分毎に4回、65℃まで加熱することにより63℃以上を40分という安全基準をクリアできるかと思います。

趣味で作った煮豚であたっても洒落にならないので今回は100分ほど63℃以上をキープしました^^;

あとは、4日間1日2回65℃まで加熱してみようと思います。肩ロースやモモ肉の塊で作った煮豚は脂身が少なくバラ肉で作ったものとは違ったさっぱりした感じになるのでかなり楽しみです。


お次は、牛肉ハム。肉はサーロインと肩ロースで作ってみようと思います。

まずはピックル液。
  • 水:1000cc
  • 塩:120g
  • 砂糖:50g
  • ローリエ
  • ホワイトペッパー
  • ナツメグ
  • コリアンダー
  • マジョリカ
まず、水200ccと香辛料を鍋に入れ加熱、約半分になるまで煮詰めます。

できあがったら残りの材料を加えよく溶かします。

塩と砂糖が溶けたところで、リード・クッキングペーパーで濾してやればピックル液の出来上がりです。

ジップロックに肉とピックル液を入れて冷蔵庫へ。

塩分が染みこむのは1日1センチ位らしいので4日ほど漬け込むことにします。


最後が低温調理、牛肉大和煮、再挑戦。

と言ってもコチラはマイコンスープジャーを使って煮込んでみようという実験です。

この実験は70℃と90℃の2つでやってみようと思います。

本当は65℃、欲を言えば63℃で試したかったのですが、どうも食品衛生法の関係か企業の自主規制なのか、70℃より低い温度で保温できる機械は現在手に入りにくいようです><;

今は低温調理に興味がありますので、まずは70℃から。

醤油:味醂:料理酒:砂糖を2:2:2:1とし、ニンニク、生姜、昆布だし、ブラックペッパー、ローリエ、コリアンダーを入れて半分まで煮詰めたタレを作りました。

肉は牛バラ肉、煮込み時間との関係を知りたいので、約50g、厚さ1センチほどのものを7つ用意しました。

1日煮込みの結果は前回わかっているので2日~8日まで順に試食してみたいと思います。

ちなみに、このスープジャー、1℃単位で温度設定できますがあまり意味は無いかもしれません。

実施に測ってみたところ、64~72℃の範囲で上下します。たぶん設定温度ー6℃でヒーターをONにし、設定温度+2℃でOFFになるんでしょうね。

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