1眼メーターをタコメーター付きの2眼に交換したのでその記録です。
■対象車両スペック
メーカー名 | ダイハツ | 車種名 | ムーブ・ラテ |
---|---|---|---|
グレード名 | X | 排気量 | 660 cc |
年式 | 平成18年 (2006年) 7月 | 型式 | DBA‐L550S |
■情報集め
まずは情報集め。私のやりたいことそのものを書かれている方がいらっしゃいました\(^o^)/
どうやら1眼と2眼ではカプラーの配線がかなり違っているらしいのでこの情報を探しましたが、探し方が悪いのか見つかりませんでした。
友人が整備工場をやっているのでそちらに問い合わせるも予想通りサービスマニュアルはディーラーでないと無理…
う~ん、一番肝心の配線図がないとどうにもならない…
上記ページには手作りらしき変換図の写真がアップされていますが年式によっても違いがあるらしく不安だなぁと思いつつもとりあえずどの程度費用がかかるかの概算を出すためパーツ物色を始めました。
■パーツの物色
細かいことはこの後をみてもらうとして、結論としては合計で1万円以下で出来そうなのでいっちょ頑張ってみるか~ということになりました。
1. メーター
これがなきゃ話にならないわけで…
ヤフオクの相場は4~6千円くらいで走行距離によって値段が違ってくるような感じでした。
2. メーターフード
ヤフオクの相場は500円~1500円くらい。私のラテのインパネは白なのですが、2眼の白は無いようでちょっと残念。ざっと見た感じではシルバーか木目。木目は6千円とかしている…
3. メーター裏コネクタ
上記のページの方はターミナルリリースツールを使って配線を組み替えたそうなのですが、もとに戻すことを考えると変換ケーブルを自作するのが良いだろうと思い検索してみたところ、メーターのコネクタは「住友電装 025型 NH 40極 カプラー」らしいということがわかりました。これをググってみると幾つかの通販サイトで扱っており価格はオスメスセットで1050円。
4. OBD2コネクタ
回転数信号を取り出すのはハンドル下のOBD2(故障診断コネクタ)が良いらしいので、このコネクタも同様に探しました。「住友電装製 OBD-Ⅱ16極オス端子側カプラ」こちらはカプラと端子1本で880円。
5. 電工ペンチ
ギボシなどをかしめる電工ペンチは持っていたのですが、メーター裏のコネクタは025型でかなり細くかしめるには専用の工具が必要そうだったので探してみたところAmazonで売ってました。「エーモン 1431 細線用電工ペンチ」1768円
■部品調達
品名 | 価格 |
---|---|
メーター | 2,214円 |
フード | 2,376円 |
025型NHコネクタ | 1,410円 |
OBD2コネクタ | 1,210円 |
電工ペンチ | 1,768円 |
電線 | 120円 |
合計 | 9,098円 |
1.メーター
ヤフオクにて950円で出品されているものを発見!速攻入札、2日後に無事落札出来ました。走行距離は46345km、かなり減ってしまいますが乗り潰すつもりなので問題ないかな?
落札価格は950円でしたがストアだったので消費税込みで1026円、送料は1188円とちょっとお高め、合計2214円でした。
2. メーターフード
こちらもヤフオク、即決1500円税込み1620円でした。送料は756円、合計2376円でした。
3. 025型NHコネクタ
ユニークシステムにて、オス/メス(端子付き)セット税込み1050円、送料360円、合計1410円でした。
4. OBD2コネクタ
配線.comにて、オスコネクタ864円(税込み)、オス端子1本86円(税込み)、送料260円、合計1210円でした。
5. 細線用電工ペンチ
こちらはAmazonにて1768円で購入プライム会員なので送料は無料でした。
6. 電線
025型NHの端子は0.2~0.5mmの電線に対応しているらしいのですが、どの太さが正解なのかよくわからず、ググっていると0.3mmの電線とのセット販売というのが引っかかってきたので、0.3mmにすることにしました。
近所のカインズホームにゆくと切り売りが1m20円、6色ほどあったので、20円×6本購入。合計120円でした。
■変換ケーブル作成
1. 配線図作成
上記のでめきん33さんの記事を元に、変換ケーブルの配線図を作成しました。
※水色が自身のピン番号、橙色が相手のピン番号
※水色が自身のピン番号、橙色が相手のピン番号
2. ケーブル作成
0.3mmの電線を10cmに切り両端に025型NHのオスメス端子を圧着、これを32本作成しました。
まずは、オスカプラ(車両側)に1眼の配線が刺さっているところ全てに端子を挿しまして、次に1ピンから順にメスカプラ(メーター側)の対応するピンへ刺してゆきました。
30cmほど残った白ケーブルに025型NHのメス端子とOBD2オス端子を圧着、メータ側の38ピンとOBD2オスカプラの9ピンをつないで出来上がりです。
■換装
いよいよ換装です。はたしてちゃんと動くでしょうか?
1. 現在の走行距離を記録
特に必要ないかなとも思うのですが、車検の時に走行距離が減っていることについて聞かれた時に説明するためオドメーターの写真をとっておきます。(実走行距離の証拠にも何もなりませんが^^;)
2. 現メーターの取り外し
これはめっちゃ簡単、メーターパネルフードの左下のあたりに内張り剥がしを差し込んで左下、右下、右上、左上の順に嵌めこみを外してやるだけ、メーター本体も手前に引っ張ってやるだけで簡単に外れました。
3. 変換ケーブ装着
2眼(タコメーター付き)と車両側カプラの間に変換ケーブルを挟んで回転信号を取り出すOBD2コネクタを下に垂らしてやれば出来上がり。
4. OBD2コネクタ接続
ハンドル下のOBD2コネクタに回転数信号取り出し線を接続。
実は、はじめこのコネクタの名称がわからずカプラが購入できなかったので、余った025型NHオス端子を直接挿していました(写真がそうです)これでも十分に実用になりましたのでOBD2カプラ(約千円)がもったいないのであれば直結でも良いかもしれません。
5. メーター取り付け
取り外しの逆で至極簡単。
6. 完成
キーを入れスイッチをオン、とりあえず警告ランプ類は正しく動作、エンジンを掛けるとタコメーターも正しく動作!う~ん、感無量。
7. 最後に新メーターの距離を記録
1. 同じ意味で一応新メーターの走行距離を記録しておきます。しかし、走行距離が半分近くになってしまった^^;まぁ、この車8万キロでタイミングベルト交換してあるのでそれほど不自由はしないでしょう。
■最後に
諸々調べたりするのに1週間、オークションや通販でパーツを揃えるのに1週間、変換ケーブルの作成に2日ほどかかりましたが、やはりタコメータがあるとなんとなく気持ちいいです\(^_^)/
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