そこそこ食いつきも良くエビ団子状態にはなるのですが、よく見るとちゃんと食べられているのは1粒につき数匹程度のようで、餌の奪い合いになっているのが何となく心苦しかったです。
そこで、1粒を6つくらいに割って与えておりました。
これは私の勘違いかもしれませんが、この餌を与えているとどうも TDS が上がり気味になります。150くらいだったものが気がつくと200オーバー、で、セオリー通り1/4ほど水換えをして、150くらいに戻す。これを週に1回程度行なっておりました。
その後、ほうれん草が良いということで、冷凍ホウレンソウを買ってきて与えたのですが、これは、2センチ角くらいを与えても食べきってくれません。筋の部分が残るんです。
どう考えても水質悪化の原因になりそうだったので、こちらはたまに与える程度にしました。
また、動物性タンパクも必要ということで冷凍アカムシも与えてみましたが、これも1粒の半分ほどを与えても食べ残しが出てしまいます。
ただ、これを与えるとソイルの中に潜っていたミズミミズが表面に出て来まして、しばらくするとまた潜って消えてしまいますので、それを目安にしています。
これを、1~2日に1回、コーピーショップなど使うプラスチックの細いスプーンに1杯程度与えておりますが、TDS は 140 程度で安定しています。
まだ、定期的与えるに至っていない餌が、いま勉強中のインフゾリアです。
ゾウリムシやツリガネムシなどのインフゾリアがごく自然な餌ではないかと思うのです。
で、それらを増やすためには、インフゾリアの餌となる枯れ草菌などの細菌類が必要となります。
枯れ草菌の餌としてはわらが良いようです。
とすると、エビ→インフゾリア→枯れ草菌→藁 という連鎖になるようです。
ここで、素人考えではありますが、わら汁を与えていればいいんじゃない?と思いついたわけですが、これがなかなかそうは行かないようで…
とりあえず、インフゾリアの培養方法はわかりましたのでメモ書きです。
園芸用品店に行って藁を購入してきます。畑や花壇に敷き詰めるためのものが \300 も出すと当分使い切れないくらいの量が買えます。
ボールペンくらいの長さに切ったものを 10 本程度と水 1リットルを鍋に入れて 15 分ほど煮ます。枯れ草金は熱に強いので研究室などでは雑菌を殺すためにキッチリ沸騰させるようですが、普通の家庭環境ではこのあとの培養時に雑菌が入りますので余り神経質になる必要はないようです。
これを昆虫用の飼育箱に入れて放置します。既にミジンコが湧いている水槽があればその底のソイルを少し種として入れてやれば良いです。
そういったものがないのであれば、そのまま放置するだけでも自然に湧いてきます。この場合には、完全に密閉してしまうと沸かないのである程度外気に触れるようにします。
この他にも、麹(たぶんBee Maxはこれ)やドライイースト、乳酸菌などもインフゾリアの餌になるようです。
# Bee Max は常温で放置すると1時間程度でパンパンに膨れ上がります^^;
乳酸菌の場合は餌として糖蜜を与えるのですが、糖蜜を分解して乳酸を出しますのでこれを中和するために卵の殻を入れてやる必要があるようです(pHもかなり下がりますし、アクアリウム向けではないですね)
ちなみに常温保存が可能なエバーグリーンの「インフゾリアの素」やシラクラの「微生物の素」はこれらの菌などは含まれておらず、その菌類の餌(正確には菌類の餌の素?)となる「米ぬか」や「きな粉」などではないかと思います。つまり、「インフゾリアの餌の素」あるいは「インフゾリアの餌の餌の素」ではないかと…(水に溶いて顕微鏡で見ても400倍程度では動くものは確認できませんでした)
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