2012年8月2日木曜日

交通事故の後遺障害等級が決まりました

一昨年の交通事故のあと後遺障害の等級認定をしてもらっておりました。最初に出てきたのは11級でした。

事故のあと私がかかったのは、整形外科、口腔外科、歯科なんですが、口腔外科の診断書が提出されていませんでした。(等級の認定は書類のみで書類の提出されていないものは一切考慮されないそうです)

下顎を骨折(頭骨は全部で5箇所)して、下唇以下がほぼ麻痺しているし、かみ合わせも狂ってしまい、ちょっと固い肉とかも小さく切ってからでないと食べられない状態なので異議申立てというのをしました。

すると、異議を申し立てた部分ではなくもともと診断書やカルテを提出した部分について再度提出するように言われました。

入院していいた病院に行くと部長先生が出てきまして、診断書が信用出来ないということか?一度提出した診断書はまったく同じ物しか出せないので再度出すことはできないと断られてしまいました><;

たまたま主治医だった先生が別の病院に移籍されていたのでそちらに行って再度検査をしてもらい診断書を提出しました。

結果は6級となりました。

異議を申し立てた部分は認められましたが咀嚼に関しては10級でした。等級が上がったのは脊椎損傷の方でした(予想外)

診断書の再提出の話を聞かされた時に保険屋さんも、「損害保険料率算出機構が等級の認定が低いのではないかと思って書類の再提出を求めたんだと思いますよ」と言っていたので、たぶんそれでしょうね。

6級というのは「軽微な労務以外の労務に服することができない」ってやつなんですが、周りはなかなかそういうふうには見てくれません。

まぁ、主治医の先生や看護師さんたちも入院中に私が歩行器を使って歩いているのを見て「木屋さん歩けるんですか!」と驚いていましたし、先生はMRIの画像を見るたびにこの状態でなぜ手足が動いているのか不思議でならない、普通の医師はこの画像を見たら動かないと思うはずだと言っていたわけですが、奇跡的に私の場合は動いてはいます^^;

退院の時も婦長さんに「良かったですね。あの状態で歩けるようになるとは思っていなかったのでビックリです」と嬉しいやら悲しいやらのお言葉をいただきました^^;

脊椎損傷による神経系統の機能障害というのは外見からは判断しにくいので、周りの人間は「木屋さん普通だよねぇ」なんて気楽なことを言ってくれますが、普通の人が普通にできることをするのにものすごい努力してるんですよねぇ…でも、頑張ってそれをやると、やればやるほど普通に見えるわけで…なかなか厳しいものがあります。

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