2017年7月20日木曜日

Ubuntu上のVirtualBox仮想マシン(Windows10)のHDDを圧縮


検索するとホストOSがWindowsでゲストOSがUbuntuのケースはいっぱい出てくるのですが逆のケースがほとんど無いので備忘録として記します。

1. SDelete の入手

マイクロソフトが配布している sdelete というツールを使って未使用領域をクリアします。
https://technet.microsoft.com/ja-jp/sysinternals/sdelete.aspx

2. ゲストOS上で未使用領域をクリアします。

C:\SDelete>sdelete -z C:

SDelete v2.0 - Secure file delete
Copyright (C) 1999-2016 Mark Russinovich
Sysinternals - www.sysinternals.com

SDelete is set for 1 pass.
Zeroing free space on C:\: 0%
これ結構時間かかりました。気をつけなければいけないは、画面に100%と表示が出てから本当に処理が終わるまでの時間がものすごく長いことです。また、sdelete64.exe は sdelete.exe の28倍かかったと言っている人もいました。私の場合1TBのHDDを処理するのに金曜の朝から初めて8時間では終わらず土日放置、月曜に見たら終わっていたと言った感じでした。

3. C:\SDELTEMP1 を削除します。

なんか 1. をやる前のHDDの使用量が48GB程度だったのに終わったあとは340GB!なんだ?と思って調べてみるとC:ドライブのルートに巨大なファイルができていました。
なんだかわからないけどとりあえずサクッと削除^^;
※このファイルが残らないこともありました。

4. ゲストOSをシャットダウン


5. ホストOSにて vboxmanager を使って圧縮します。

# UUIDを調べる
kiya@kiya-ubuntu:~$ vboxmanage list hdds
UUID:           ab123456-c7d8-90e1-e2f3-a4567890b12c
Parent UUID:    base
State:          locked write
Type:           normal (base)
Location:       /home/kiya/VirtualBox VMs/vhd/kiya-win10-c.vdi
Storage format: VDI
Capacity:       953869 MBytes
Encryption:     disabled

# 圧縮
kiya@kiya-ubuntu:~$ vboxmanage modifyhd ab123456-c7d8-90e1-e2f3-a4567890b12c --compact
0%...10%...20%...30%...40%...50%...60%...70%...80%...90%...100%

ハマりどころは vboxmanager。私のマシンにはなぜか VBoxManager というものも入っていていくらこれを叩いてもUUIDが取れず???としばらく悩んでしまいました。

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